約 513,969 件
https://w.atwiki.jp/ryousyuyaruo/pages/163.html
| { __} ∧ い_)\_ , イ レ'´ `Y j }r──- 、 て,. -──ー| |─'- <} ブ { ブ お ( __| j } ラ } ラ お ( x── } ,xく⌒刈ミx i ボ { ボ : f⌒V {/ (⌒) } Yiヾx } | } | {. V⌒Yi⌒{ ,ィ'⌒'< ノノ ソ ! / ! ! トv' ヽ、}{ {仏 \ ) ノ- 、 Nヽ 、 `ヽ辷_!. ` \ ⌒Y´ ̄ ハ/⌒ \  ̄ニ=‐-ぅ \ \ヽ ヽ }. { { ,ィ 〒` ー-=ニ二ニつ.、 ヽ. ヽヾ、∨ハ V { ノ .. } Vハ {,ハ. i i V、. ∧ \__}. { . . , '⌒ヽ、V {__j L.}_}_j ',{ \ ハ ∨{. /二ハ V仆、`'く ハ ,ヘ` ̄丁≧<_ { ,イ } レ'二ニ} ヽ,ハ ヽ. } / }. 「`V= 彳 ̄`V/!/ ,ハト、 Vi Vニ トく ノ ヽ ゞ= | 从{ { { t七アハ V=彡 / } i 匕ノ Vヘ rセア个 、 }ハ V r'´ `ー─' }八 . i . } }lハ. `ー' lj川ヘ. ハ. ノ川ハ V川介rr' Vl川川ハ V{川川{ }}川川j' ヾll}川 ll{ }j川}' ' ' ' ″'′''″ 【防人ポルナレフ】
https://w.atwiki.jp/jojofate/pages/57.html
「ふむ・・・なるほど。全ての甲冑を脱ぎ捨てて運動性を上げたわけか。しかし、それはハイリスク・ハイリターンな行為じゃないか?」 そのランサーの問いに、ポルナレフは答えた。 「ウィ、ごもっとも。だが、何も問題はない」 ポルナレフの飽くまで余裕を崩さない表情に、さすがにランサーの額に青筋が一本浮かんだ。 「ほお、何が問題ないのか、教えてもらおうか?」 「ウィ、こういうことだ」 パチリ、とポルナレフが指を鳴らした瞬間、シルバーチャリオッツの姿が八つに分裂した。 「な・・・・・・・なに!?」 「さすがにゾッとしたようだな。今のシルバーチャリオッツのスピードは、先程の比ではない」 だが、ランサーも微かに笑っていた。 「どうした?何がおかしい」 「なあに、実はこちらのゲイ・ボルグにも秘密の武器があってね。フェアでないので教えておこう。ゲイ・ボルグは瞬間的に30の鏃を投射できる」 「ほお、そうか。では行くぞ」 次の瞬間、八体のシルバーチャリオッツがランサーに飛び掛る。 「そらそらそらそらそらそらそら!」 「遅い!」 ランサーもまた、英雄の神速をもって、シルバーチャリオッツの突きに切り返していた。 「遅いのはキサマだ!分裂!一気に決めるぞ!」 「はぁああっはっはっはっは!これが英雄の力か?別の意味で恐れ入ったぞ!」 瞬間、シルバーチャリオッツの数が12体に増加する。 「さらに分裂ゥゥゥゥゥ!切り刻んでェェェェェェ!」 その時、シルバーチャリオッツの刀身がランサーの体に触れた。 「そのまま血祭りにあげてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 一気に12本のレイピアがランサーの鎧にめり込む。と、突如、ポルナレフの動きが止まった。 「・・・・・なんのつもりだ?ムッシュ・ランサー」 ランサーは、ゲイ・ボルグを構えた姿で佇んでいた。 「・・・・・・・・・・・・・今、ゲイ・ボルグの呪いは100%になった。これがどういうことかわかるか?」 「・・・・・説明をしていただこう」 「既にキサマの心臓は貫かれている。それだけだ」 ポルナレフの額に、冷たい汗が流れた。 「・・・・・・・・・シルバーチャリオッツのレイピアは、既にキサマの鎧にめり込んでいるぞ?」 「この程度でサーヴァントが死ぬと思うか?俺の鎧を貫けると思ったか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「俺の投擲と、キサマがシルバーチャリオッツに命令を下すのは同時。さて、どちらが勝つのが明白か?」 「・・・・・・・・・・」 と、シルバーチャリオッツの剣が下がった。 「自惚れていた・・・・わがスタンドなら、サーヴァントにも勝てると思っていた・・・私の負けだ。早く貫け、見苦しくならないうちに」 ポルナレフの宣言に、ランサーの唇の端が上がった。 「嘘つくんじゃねえよ」 「今のキサマは、刺し違えても俺を斬るつもりでいた。俺がゲイ・ボルグを投げた瞬間に、一気にシルバーチャリオッツに命令を下していただろう?」 「・・・・・・・・・・・」 ポルナレフの顔は、微動だにしなかった。微かに拳が震えていた。 「・・・・・・・・完敗だ。キサマは命を捨てる戦いをした。私はその命を奪うことだけに専念して戦っていた。その時点でで敗北は決していた。もう、小細工はしない。戦士らしく、正面からキサマの槍を受け止めよう」 ポルナレフは、シルバーチャリオッツのヴィジョンを消した。そして、両手を広げて、目を閉じる。 「・・・・・・・・・・・・・・・フ」 その姿を見て、ランサーは笑った。 「どうした、戦士に二言はない。早く撃て」 「・・・・・・へ、気に入ったぜ、ジャン・ピエール・ポルナレフとか言ったな。誰かを探してるみてえだが、お前の復讐の相手、俺の仇とすることに決めた。それでご破算だ、ポルナレフよ」 ~~~~そして・・・・ ポルポル「・・・・あの時から俺は、手に紋章を持ち、神父の姿をした男を追っている!妹の尊厳を踏みにじった奴に復讐を果たすために!」 セイバー「なるほど・・・・・・・・・・」 承太郎「・・・・・・・・・・・」 エキストラ「あの~、ちょっと写真撮って貰えますかぁ?」 セイ&承「やかましい!うっとおしい!」 ポルポル「まあまあ、お嬢さん、私が写真を撮ってあげましょう」 ランサー「いやいや、ここは俺が撮ってやるとしようか」 ポルポル「いやいや、俺が」 ランサー「いやいやいや」 ポルポル「いやいやいやいやいや」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「銀の戦車!!」 「ゲイ・ボルグ!」
https://w.atwiki.jp/zenzen53/pages/108.html
ジャン=ピエール・ポルナレフ 登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 種族 人間 性別 男性 一人称 おれ 二人称 おめー 特殊能力 スタンド「シルバーチャリオッツ」 概要 先天的にスタンド能力を持ったフランス人の青年。 スタンド自体は便所に吐き捨てられたタンカス程度の能力だが、十年にも及ぶ修行で承太郎のスタープラチナと比肩するほどに。 妹シェリーの仇を追って、ジョースター一行と対決。その後は和解を得て、無事に仇を取る。 そして自らに恐怖を植え込んだDIOを倒すために、ジョースター一行の仲間となる。 外見 髪の毛はシルバーブロンドで垂直に逆立てられた柱のような髪型をしている 眼の色はブルー。眉毛が無く、目が切り目のように長い鼻筋が通っている。 ハートマークを左右で二つに割った形のピアスを常に両耳に着けている。 肩出しの特徴のあるタンクトップに黒ベルト、カーキ色の外ポッケ付きのズボンに黒のハーフブーツである。 性格 基本的に女好きの明るい人物で、トラブル被害担当のコメディリリーフ(特にトイレでの災難に頻繁にあう)という役回りを担っている。 しかし、妹に関する過去の話や仲間の危機に直面すると、誇り高き騎士の一面を覗かせる。 その一方で自身の実力に対する自信が高いためか単独行動を取りたがる場面が目立ち、「敵をあなどる癖」もある。 台詞 「ブラボー!おお…ブラボー!!」 「我が名はJ・P・ポルナレフ 我が妹の魂の名誉のために! 我が友アヴドゥルの心のやすらぎのために……この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる!」 「富や名声より、愛だぜッ!」 「やったッ!命中だッ!しゃぶれッ!おれの剣をしゃぶれッ!このドグサレがッ!」 能力 銀の戦車(シルバーチャリオッツ) 破壊力 - C / スピード - A / 持続力 - C / 射程 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - C 中世騎士のような甲冑にレイピアを武器として携えた人型のスタンドを持つ。 前述したように10年ほど能力を鍛えこんでいたため、スタンド使いとしての実力はかなり高い。 空気を切り裂き、空気と空気の間に溝を作ることが出来るほか、光速で移動する物体を切ることが出来るほどの素早さを持つ。 身にまとっている甲冑を外すことも可能で、防御力が落ちるかわりに、残像を発生させるほど高速で動けるようになる。 また、レイピアの刀身を飛び道具として射出することもできる。 が、射出した後は丸腰になってしまうため、切り札・裏技としての使い道しかない。 +本ロワにおけるネタバレ 本ロワにおける動向 初登場話 017:Twist & Shout 死亡話 :[] 登場話数 4 登場時期 DIOの館突入直後 詳細
https://w.atwiki.jp/battler/pages/9514.html
アヌビス二刀流ポルナレフとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の登場人物である。 戦う度に相手のパワー・スピード・技を記憶し、かつそれを上回る能力を発揮する妖刀『アヌビス神』に、ポルナレフが乗っ取られてしまった姿。 ポルナレフ本来のスタンド『シルバー・チャリオッツ』と『アヌビス神』との同時攻撃により絶体絶命のピンチに追い込まれる承太郎だったが、『スタープラチナ』による全身全霊のラッシュによって妖刀『アヌビス神』を粉砕し、辛くも勝利した。 パラメーター 体・13 攻・16 防・29 速・42 (堅守高速) 文字色・赤 アイコン・男(金髪) 台詞 攻撃「『シルバー・チャリオッツ』プラス『アヌビス神』、二刀流ッ!」 回避「%tekiの攻撃パターンは全部覚えた・・・」 命中「ま、まさかッ!・・・しかし、それも『もう覚えた』」 会心「これがッ!とどめのッ!とっておきのッ!!ダメ押しというやつだッ!!!」 勝利「絶対に絶対に、絶っ~~~~~~~対に負けんのだァァァ―――――ッ!!!」 敗北「ヒィィィィ、孤独だよ―――ッ!!『アヌビス神 再起不能(リタイア)』」 逃走「その技・・・確かに、覚えたぞ・・・」 「絶っ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(× - )対に負けんのだァァァァァ――――――――――ッ!!!」
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/463.html
【名前】ジャン=ピエール・ポルナレフ 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 【種族】人間(スタンド使い) 【性別】男 【口調】一人称: 二人称・三人称: 【声優】小松史法 【性格】 【能力】 【備考】 以下、本ロワにおけるネタバレを含む +開示する ジャン=ピエール・ポルナレフの本ロワにおける動向 初登場話 026:本性の道 死亡話 139:弓兵なき戦場 登場話数 6話 スタンス 対主催 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 空条承太郎 仲間 139:弓兵なき戦場 花京院典明 仲間 本ロワでは再会せず ホル・ホース 敵対 本ロワでは遭遇せず ヴァニラ・アイス 敵対 本ロワでは遭遇せず DIO 敵対 026:本性の道 言峰綺礼 仲間 026:本性の道 東條希 友好 049:空に碧い流星 キャスター 未遭遇 針目縫 敵対 139:弓兵なき戦場 衛宮切嗣 139:弓兵なき戦場
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/39.html
特徴 カラー一覧 解説 特徴 アヌビス神が取り憑いたポルナレフ。通称アヌポル。 技の形はチャカとポルナレフの物をそれぞれ継承しつつも性能は独自の物となっている。 承太郎の攻撃を覚えただけあってアヌビス3キャラの中で最高の火力を誇るが、 攻撃がパターン化しやすく崩し能力も低いため、 ガン待ちされて技の隙を冷静に処理されると非常に苦しくなる。 また対空・牽制も特に優れているとは言えず、スタンドモードが無いなど防御性能もあまり良くない。 待って戦えるキャラではないので、攻勢を維持しつつ如何にしてコンボを決めて行くかが鍵となる。 カラー一覧 弱 中 強 S スタート 解説 通常技 必殺技・スーパーコンボ コンボ 起き攻め・崩し キャラ対策 小ネタ・バグ 絶対に負けんのだ〜 -- taka (2015-01-24 22 05 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/xaymaca/pages/655.html
SN0153 シェリーに口つ゛け ミッシェル・ポルナレフ 2004/03/06 赤羽 玄人
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/378.html
ジャン・ピエール・ポルナレフ Jean Pierre Polnareff その階段に足をかけるんじゃあねぇ―――ッ! オレは上! きさまは下だ!! 原作登場部分:JC14~28、61~63巻 一人称:おれ、わたし 種族:人間→幽霊(フランス人・男性) 特殊能力:スタンド能力 スタンド:『シルバーチャリオッツ(銀の戦車)』 Part3 フランス人の青年。生まれつきのスタンド使いである。 身長185cmに加えて高さ8cmにも及ぶ柱のように逆立てた銀髪とハートを二つに割ったような耳のピアスが特徴的な白人。 物事をコツコツ積み重ねるより危険を冒してでも近道を選ぶ直情的な男であり、同時に誇り高き騎士道精神も持ち合わせている。さらに気分の転換も早くジョセフ・ジョースターに「頭と下半身がハッキリ分離している」といわれるような性格。 その性格のため普段でも戦闘中でもどこかコミカルな発言や描写がある一方、決めるべきときはしっかり決める男である。 また、その誇り高き騎士道精神ゆえに家族や仲間を守れないことをなによりも「無念」とし、そんな時彼は悲しみを押し殺すために強気な発言をしつつ、静かに涙を流す。 過去に妹シェリーを「両腕とも右腕の男」に殺害されており、かたきを求めるうちにDIOに出会い「肉の芽」を植えつけられる。そして香港でジョースター一行と対峙しモハメド・アヴドゥルとの一騎打ちに敗れるも、その誇り高き精神を認められ空条承太郎の『星の白金』に肉の芽を引き抜かれて正気に戻る。 その後はジョースター一行の5人目のメンバーとなり、承太郎、ジョセフ、アヴドゥル、花京院典明と共にDIOを倒すための旅に同行することとなる。一行の中において立場が弱いというわけではないが、失敗の多さからよく他のメンバーにいじられるムードメーカー的存在となっていた。 慎重派が多い一行の中で一番の行動派であり、敵に単独で突っ込んでいくor真っ先に狙われる場合が何度かあるため3部における戦闘回数は承太郎に次いで多く、呪いのデーボや妹のかたきであるJ・ガイル、ヴァニラ・アイスらを撃破したほか、多くのスタンド使いと対峙している。 DIOとの決戦後は承太郎とジョセフの誘いを断り、ひとり故郷のフランスへと帰っていった。 Parte5 1990年代、ポルナレフは承太郎と共にスタンド能力を発現させる『矢』の存在とそのルーツを知り、その所在を追跡し始める。 しかしつきとめた矢の所持者であるボス・ディアボロの持つ圧倒的な能力の前に敗北、なんとか一命は取り留めたものの戦闘者として再起不能の傷を負い、承太郎に連絡も出来ない状態となってしまう。 身を隠す中、ふとしたことで『矢のさらに先』に気付き「希望」を得た彼はエジプトで入手した矢を手にディアボロを倒そうとする者を待ち続け、ついにジョルノ・ジョバァーナ、ブローノ・ブチャラティらとコンタクトを取ることに成功する。 状況が状況というのもあるが15年の歳月の中で調子のいい部分はすっかり消え失せ、まさに歴戦の勇士というべき落ち着いた風格を漂わせている。またディアボロにやられたため右目に大きな傷と眼帯、両足と右腕も義肢となり車椅子に乗った姿となっていた。 ブチャラティたちと落ち会う約束をしたローマのコロッセオでひとり待ち続けていたが、誰よりも早くやってきたのはディアボロであった。ポルナレフはとどめをさされる直前に矢を自分のスタンドに突き刺し、ジョルノたちの連れていた亀と魂が入れ替わる。 亀の姿のままながらもジョルノたちに助言と協力を行い、矢を手にしたジョルノの『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』によってディアボロは倒された。 肉体が死んだポルナレフは亀のスタンドにしがみついて亀の中に住む幽霊となり、その後はごく一部の者しか存在を知らないパッショーネのナンバー2となる。 ※紫の字体部分は「恥知らずのパープルヘイズ」にて新たに加えられた設定である。 スタンド『シルバーチャリオッツ(銀の戦車)』 人型・近距離攻撃型。全長2m。全身に甲冑を纏った中世の騎士の姿をしている。 炎を出す、時を止めるといった特殊な能力は持たないが、その手に持つレイピアから繰り出される剣さばきは恐るべきスピードと正確さを併せ持ち、空と空の間に溝をつくって炎をはじき飛ばせるほど。 ポルナレフ自身10年もの歳月の間修行を重ねてきたため精密性も高く、5枚のコインを間に炎を取り込みながら一突きにしたり、敵を突きながら背後に彫刻を作るといった芸当も可能。 また甲冑を脱ぎ捨てることによって防御力が落ちる代わりにスピードを出せるようになり、その速度はスタンドが7体に増えて見えるような残像を作り出せるほどである。 奥の手としてレイピアの剣針を飛ばして攻撃することも出来るが、かわされると剣がなくなってしまう。 スタンド自体のパワーはあまり強くなく、本体を引っ張ったりするような動作は苦手である(本体を持ち上げることぐらいは出来る)。 ※スタンドが矢に貫かれることで発現した『シルバーチャリオッツレクイエム』という能力もあるが、ロワでは使用不可のため説明は割愛する。 破壊力 スピード 持続力 精密動作性 成長性 射程距離 能力射程 C A B B C C(5m) 10数m(剣針が届く距離) +ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) ジョジョロワ3rdでの動向 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』に登場。 ペイジ・ジョーンズ・プラント・ボーンナム、四人の屍生人の襲撃から彼のロワイヤルは幕を開けた。 歴戦の戦士といえど、身体と精神に大きく刻まれた傷はその動きを鈍らせる。 絶体絶命――その時に登場したのはかつての仲間・モハメド・アヴドゥル。 屍生人連中を退治するべく、話したいことを話す間もないままに別行動をとる二人。 駆け出したアヴドゥルを見送りながら、自分に出来ることを模索する中で出会った相手は―― 死の間際。彼が伝えたことが真実なのか否か。 レクイエムとは……? ボスとは……? そしてポルナレフに感じた違和感は……? かつてとは逆の立場で互を失った二人。この先アヴドゥルの身に降りかかる運命は――!? GAME OVER 参戦時期:JC61巻 チャリオッツが矢に貫かれる直前 初期ランダム支給品:ゾンビ馬・手榴弾セット。現在はプロシュートが所有している。
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3052.html
J・P・ポルナレフ〔じゃん・ぴえーる・ぽるなれふ〕 作品名:ジョジョの奇妙な冒険 作者名:[[]] 投稿日:2008年7月26日 画像情報:640×480px サイズ:107,324 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年7月26日 ジョジョの奇妙な冒険 個別し
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2118.html
あ、ありのまま起こった事を説明するわッ。 召喚した亀を使い魔にしたと思っていたら、突然亀の中の人が「ご主人様の使い魔だなんていってたが、スマン。ありゃ嘘だった」的な事を言った… な、何を言ってるかわからないと思うけど、私にも何が起こっているのかわからなかった…いいえ、わかりたくなかった! 召喚した亀に飼い主がいてしかもちい姉さまの恩人だったとか、召喚には成功したけど異世界から来た平民だったとかそんなチャチなものじゃあないわ! 困ったとか…理想と違ってがっかりとか、そんなことじゃあない。もっと恐ろしい、もっと汚らわしい裏切りを受けた気分だわ! オールド・オスマン学院長らへフーケ捕縛の報告を終えたルイズ達は、見慣れない部屋にいた。 ルイズの使い魔だと思っていた亀の中、カメナレフの「事情を説明するから鍵に触れてくれ」という言葉に従って入ることができた部屋は細かいところで、奇妙だった。 彼女らが普段使う蝋燭や魔法仕掛けのランプなどの光とは違う蛍光灯の光。 それ一つとっても既に明るすぎたし、内装も貴族として教育を受けてきたルイズ達は異質なものだという事にすぐに気付いた。 見慣れない様式の家具。変な長方形の真っ黒い板、金属製の箱からは聞いた事の無い曲が流れ、そして柔らかそうなソファには壮年のこれまた奇妙な頭の男性が腰掛けている。 服装なども色々とおかしくて、ルイズ達を戸惑わせる。 眼帯をつけ、両足は膝から下が義足。腕も片方が人工物だった。 「貴方が…」 当事者でないからか、いち早く我に返ったキュルケが尋ねると、ポルナレフはばつが悪そうな表情で頷いた。 「うむ…私がお前達がカメナレフと呼んでいたものの正体だ。亀じゃあないし、名前も本当はジャン・ピエール・ポルナレフと「ふざけないでッ!」 説明に耐え切れずにルイズは叫んだ。 「ルイズ…」 心配そうに名前を呼ばれ、ルイズはよりヒステリックな声をあげる。 キュルケの心配する態度が耐えられなかった。まだ部屋の様子を見てからいつも通り本を読み始めたタバサの方が好ましい。 他の貴族から、”自分の使い魔に実は中の人がいた”なんてことで同情されるなんて…正面からゼロと嘲笑われるより、深く侮辱されたように感じた。 …ルイズは敵にでも向けるような目をしてポルナレフを否定する。 「私が召喚したのはこの亀よッ! アンタなんかじゃあないわ! 契約だってできたんだから…!」 「すまねぇが、それも勘違いだ」 頭の後ろをかきながら言うと、突然空中に炎が生み出される。 熱く、自然の法則など無視してもあがるルイズ達には見えないマジシャンズ・レッドの炎は、ポルナレフの意思によって蠢き、ポルナレフが用意したとっておきの肉を焼く。 ポルナレフ達が入っている亀の手に刻まれたルーンと同じ紋様が、一瞬で刻まれる。 見たことが無いルーンだと教師のコルベールが騒ぎ、オールド・オスマンにはちょっと汚い字ですが、ガンダールヴだと…隠れて騒いでいたルーンが刻み込まれ、ルイズは声もでなかった。 「契約の事は知ってたからな…マジシャンズ・レッドを使って、契約すると同時に亀の手に焼きこんだ」 「…そんな」 キュルケがアチャーっと顔を手で覆うのを見て、ポルナレフは辛そうな顔をする。 仕方なかったとはいえ、真実を告げられたルイズの体から、少しずつ力が抜けていくのを見るのがポルナレフにはとても辛かった。 「私にも、やる事があるからな。見ず知らずのメイジの使い魔になるわけにはいかなかったんだ」 「それなら、どうして使い魔のふりなんてしたのよ…! アンタなんて呼んでないわ! 私が召喚したのは、強くて美しい使い魔よ!」 自分を責める言葉に流石にその方が都合が良かったからだとは返せないポルナレフは苦しげな顔で、「突然呼ばれて、咄嗟にできたのはそれだけだった」と答えた。 ルイズは悔しげに顔を歪めて、ポルナレフに詰め寄る。何かに気付いてルイズは叫んだ。 「そうよ! 私は亀だけを呼んだのに、どうしてアンタなんかが一緒についてきたのよ!? 亀が召喚されて使い魔にされたってアンタには関係ないじゃない!」 その言葉にポルナレフは深く傷ついた表情をして、キュルケにちょっといいかもと思わせたが… もっとショックを受けたルイズはそれに気付く事はなかった。 「仕方ないだろ、私は死んでるんだからな」 「はぁッ? 私を馬鹿にしてるの!?」 屈辱に震えるルイズに、ポルナレフは慌てて手を振り回し、自分の真剣さを必死に伝えようとする。 死んでいる、という言葉を聞いて、タバサがビクッと震えたことには誰も気付かなかった。 「この亀の能力は今体験してるだろ? 昔ちょっとしたことがあって死んだ私は、その能力でこの亀の中に留まる幽霊なんだよ。だからコイツを使い魔にさせるわけには」 ポルナレフは最後まで言う事が出来なかった。 飛び上がったルイズの手がポルナレフの頬を叩いた。 痛みは差ほどでもない。悪いビンタだったが、ショックは大きかった。 確かに、ポルナレフにしてみればルイズは、どうでもいい存在だった。 ルイズの気に入らない点は多々ある。だが、曲がりなりにも使い魔として何日も寝食を共にするうちに少なからず情が沸いていたのだ。 ビンタを受けてショックを受ける自分に、ポルナレフも驚いていた。 幽霊に触れるとは思っていないルイズはまたポルナレフが嘘をついたと思って、より表情を険しくした。 (デッドマンQと6部等を読みながら考えたんだけど亀の中だから触れるってことにしました…) 「そんなことあるわけないでしょ…! 本当の事を言いなさいよ!」 「本当だって言ってるだろうがッ、少しは私の言う事をだな…!」 「亀の次は幽霊だなんて、信じられるわけないでしょ!」 だったら、と自分の腕をポルナレフはナイフで切ってみせる。 見事なナイフ裁きに驚くルイズ達だったが、切り裂かれてパックリ開いた傷口からは一滴の血も流れない…タバサが心なしか顔を青ざめさせ、ポルナレフから距離をとった。 「どうだ! 私の体はもう血も流れてねーし、痛みも余り感じねー! 正真正銘の生霊なんだよ」 傷口を見せて叫ぶポルナレフから、タバサは逃げ出した。 だがタバサは回りこまれたッ。 「タバサッ、待って。二人を止めるのを手伝ってよ!」 「いや…」 立ちふさがるキュルケに微かに青白くなった顔を横に振り、タバサは努めて冷静な振りをして入ってきた亀の天井へとレビテーションで突っ込んでいく。 てっきりなんだかんだといいつつ手伝ってくれると思っていたキュルケはタバサのそんな態度を訝しんだ。 「もうタバサったら…どうしたのかしら?」 どうでも良さそうな態度でタバサが亀の中から逃げ出す間にも、二人は言い争う。 脱線してしまったが、問題はそこではないのだ。 ルイズにとって、初めて成功したと思っていた魔法が、それを証明する存在が、実はそうではなかったということが、重要だった… 「もういいわ…あんたなんて、アンタなんて伯爵様の所にさっさと戻っちゃえばいいのよ!」 ルイズがそう吐き捨てた頃、ジョルノはオールド・オスマンに事情を伝え、二つのことを認めさせていた。 あくまてルイズが承諾するという条件でだが、カメナレフの返却。 そして、再び使い魔を召喚する許可を… * 「今夜はせっかくの『フリッグの舞踏会』じゃというのに、頭が痛いのぉ…」 色々とありすぎたとオールド・オスマンは深くため息をつく。 恩人の形見である円盤が戻ってこなかったのは真に惜しいが、それについては諦めがつく。 忙しいからという理由で自分で取り戻しに行くどころか教え子に奪還を命じたのはほかならぬオールド・オスマンなのだ。 しかも相手は名の知れた『土くれのフーケ』。教え子達がそれを大きな怪我もなく、皆揃ってフーケを捕らえて帰還しただけでも満足だった。 その一人が、円盤を落としてしまったと責任を感じているとあれば、尚更だった。 その責任を感じ、自分を責めていたルイズに再召喚をさせることを条件付とはいえ認めさせられたことを思い出して、オスマンはまたため息をついた。 同席を許された少し見事に頭が輝く教師コルベールも重々しく頷き同意する。 「全くです。よもや」 「それとなくあの子の胸が本物かどうか尋ねただけで何もあんなに…」 「いえ、あれはストレートすぎましたぞ」 「そうかのお…わしのモグソートニルも踏み潰されかかったしのお…」 ちょっと連れの女の子の胸を凝視して使い魔のモグソートニルにスカートの下に走らせただけだった。 ほんの、ちょっとした冗談。スキンシップだったのにネアポリス伯爵と名乗った少年がいたいけなネズミを踏み潰そうとした光景を思い出し、オールド・オスマンは残念そうに使い魔であるネズミを撫でる。 「死んだ方がいいのでは?」 コルベールがぼそっと言う。 久しぶりに聞いた炎蛇全盛期の冷たい声に、オールド・オスマンは部屋の雰囲気を取り戻そうと咳払いをする。 無駄な足掻きだが、オールド・オスマンは冷たい空気を無視して本題に戻る。 「ネアポリス伯の説明では使い魔の儀式は完了していない。ということじゃったが、まずはその事について確かめてもらえんかの?」 「わかりました…しかし、私は正直気が重いです。あれほど熱心な生徒が、初めて魔法に成功した結果」 表情を曇らせて心情を吐露するコルベールをオールド・オスマンは首を振って止めさせた。 「申し訳ありません。もし本当だった場合は、今度こそミス・ヴァリエールの召喚の儀式を完了させてみせます。それでは、失礼します」 大げさに意気込んでからコルベールは退室していった。 使い魔のモグソートニルがオールド・オスマンを見上げる。 長年一緒に過ごしてきた使い魔が自分を気遣っていることに気付き、オールド・オスマンはその頭を撫でてやる。 ルイズが魔法に懸ける熱意はオールド・オスマンも良く知っていた。 貴族としての格で言えば最上位に当たるヴァリエール家の三女であるルイズは注目を集めずにはいられなかった。 しかも魔法がまったく使えない。 実の事をいうと進級させるかどうか、使い魔召喚の儀式に参加させるかどうかという所で、オールド・オスマンは判断を迫られた。 何も皆が使い魔召喚を成功させる傍らで何度も何度も爆発を起こし、力尽きるまで失敗させるのは残酷だと言うのだ。 コレまでは何もなかったし、その気は今後も無いだろうが、ヴァリエール家から何か言ってくるのではないかと危惧する者もいた。 …だがオールド・オスマンは少なくない反対を押し切って、召喚は成功した。 そしてその使い魔と共にフーケを捕らえるという手柄を立てた。 だというのに、その使い魔の飼い主が現れ契約は完了していないなどと…始祖ブリミルも酷い事をなさるとオールド・オスマンはもう一度深くため息をついた。 今度ルイズの母が訪ねてくると面会した折にジョルノから聞かされてもおり、オールド・オスマンの悩みは尽きなかった。 一方彼らの頭を悩ませる原因を作ったネアポリス伯爵、髪を黒く染め髪形をかえてシャツを着替えたジョルノは、ポルナレフを探しいこうとしていた。 ポルナレフの意向を聞いておきたかったし、(聞いたから絶対にそれにそった行動をしていくとは限らないが)テファを説得しなければならない。 それに当たって、ポルナレフに少し相談しておきたかった… その為学院にたどり着いたものの国に戻る事になったイザベラや、テファとは一旦別れておりフードを被ったエロタウ…ミノタウロスのラルカスだけを伴っている。 2mを楽に越える大男を連れて、ジョルノは階段を下りていく。 階段を降りきって、その足は人の多そうな場所へと向かっていた。 そこで適当に生徒を捕まえて亀の場所かルイズの居場所を尋ねれば見つけられるだろうという算段だった。 「ご主人様一つ頼みがあるんだが…」 「なんです?」 亜人の使い魔ということにしているので自分をご主人様と呼ぶラルカスに目を向ける。 すると…探すまでもなくジョルノの視界に気弱そうな女生徒が一人目に入った。 「実は今日の為にフェイスチェンジを覚えてみたんだ。ほら、イケ面に化ければ今夜の舞踏会で一夜のロマンスを体験できるだろ?」 はにかむ牛の顔を余り見ないようにしながらジョルノは少し考え、仕事ではかなり精力的に働いていることもわかっていたので許可を出す事にした。 「…構いませんが、羽目を外し過ぎないようにお願いしますよ」 「理解してるぜ。おっと、あの亀野郎のことをあの女生徒に聞いてましょう。ちょっとボ「シッ…人目を気にしてください」OK」 浮かれるラルカスを咎めて、ジョルノは誰かを待っているらしいその女生徒に話しかける。 ダンスのステップを芝生に刻みながら後ろを付いてくるラルカスの事は気にしないことにした。 「お嬢さん、少しお尋ねしてもよろしいですか?」 「え? あ、はい…なんでしょうか?」 年齢的にはそう換わらないようにも見えるが、服装から生徒ではないと悟ったらしく女生徒は少し緊張した様子で振り向く。 初々しい仕草に、ラルカスが少し顔を綻ばせる。ジョルノは紳士的に、昨日覚えたばかりのトリスティン式の礼をする。 「ルイズ・フランソワーズという女生徒を探しているのですが、もし知っていたら教えていただけませんか? 彼女の使い魔でもかまいません」 「ルイズ…ああ、『ゼロ』の! 確か彼女なら女子寮に向かうのを見ましたわ。彼女の使い魔なら、あちらに…多分、食堂の裏で他の使い魔達とたむろっていると思いますわ」 女生徒は言いながらその場所を指し示し、ジョルノはそれを覚えて礼を言う。 妙に詳しい説明にラルカスは眉を顰めたが何も言わずに置いた。今夜の舞踏会に着ていく服のコーディネートで頭が一杯だったわけではない。 「ありがとう、助かりました。申し遅れましたが私ネアポリス伯爵と申します、この礼は後ほどまた改めてさせていただきます」 「ネアポリス伯!?」 他国人でありながら急速にトリスティンでも名が売れたゲルマニア貴族と知り、女生徒は驚く素振りをみせ去ろうとするジョルノを呼び止めた。 「お待ちください! でしたら、一つお願いがございます…」 「なんでしょうか? 私のできる範囲であれば協力させていただきますが」 なんとなくこうなるだろうなと思っていたジョルノは、特に迷う素振りもなく聞き返す。 女生徒は喜色満面にネアポリス伯にお願いする。 「実は…ある出来事からお友達を一人傷つけてしまったんです。それ以来彼女は余り授業にも顔を出さず…」 憂いを顔に浮かべて、女生徒はジョルノに体を寄せた。 自分の魅力を、それなりに理解しているのだなとジョルノは感じた。 「伯爵様、お願いでございます。彼女を励ましてあげていただけないでしょうか? 貴方に励ましていただければ、きっと彼女も…!」 「私はそういうことは余り得意ではありません。ましてや面識のない方とは」 謙遜するように言ってジョルノは首を横に振る。だが、女生徒は引き下がる気はないらしく、ジョルノとの距離をまた縮めた。 断るような態度を見せてからジョルノはですが、と諦める様子の無い女生徒に言う。 「そうですね…貴方の方がよくその方のことがわかるでしょうし」 「え?」 「今夜の舞踏会の相手にお誘いするのを名目にして、励ます内容の手紙を代筆していただけませんか? プレゼントと一緒にお送りしてみましょう。今からでは大したものは用意できませんが、花とアクセサリーの一つ位は用意して見せますから」 「あ、ありがとうございます。すぐに用意しますわ!」 言うなり女生徒は体を離し、簡単に手紙の受け渡しなどの約束をしてジョルノに一礼する。 ここにおりますので、といい手紙を用意し始める彼女の準備の良さにジョルノ達はちょっぴり感心した。 「今夜が楽しみになりましたわ。貴方様とミス・モンモランシのダンス、楽しみにしております」 ケティ・ド・ラ・ロッタと名乗るその女生徒と別れ、ポルナレフの元へとジョルノ達は歩いていく。 もう相手が見つかっていいなぁと羨ましそうにするラルカスに、ジョルノは苦笑した。 完全にケティと離れてから、ジョルノは言う。 「彼女は多分、僕を待っていたんだと思います」 「あん? ご主人様が誰かわかってたとか言うんじゃないでしょうな?」 「誰でもいいのかも…僕以外にも声をかけているのかもしれない」 証拠があるわけではなかったので、ラルカスは窺った見方だと笑い飛ばしジョルノの先を歩き出す。 食堂はすぐそこだ。そこにポルナレフがいる…大声で何か愚痴っているのが、ジョルノ達の所まで聞こえていた。 「でも、良かったのか? テファと踊ったりするのが先でしょうが」 「彼女をギャングの世界に関わらせる気はありません」 ラルカスは鼻で笑った。 ジョルノの言う事でも、今回ばかりは本気とは思えなかったのだ。 それに、烈風を始め、ジョルノ達の組織に敵対する動きが強く、纏まりを見せ持ち始めているような印象もラルカスは受けていた。 「もう遅いだろう。今更距離を置いても逆に危険じゃあないのか?」 「ゲルマニアならどうとでもなりますし、もうすぐロマリアの枢機卿様のお許しを買う算段もつきますしね」 「…聖職者を買収したのか?」 「高くつきましたが…ロマリアが最も腐っている」 言うと、ジョルノは珍しくため息をついた。 始めてみるジョルノの表情を、ラルカスは年相応だと感じて何故か可笑しくなった。 「既に僕が他の女性に手を出していると聞けば、彼女の熱病も少しは冷めるでしょう」 「どうかな?」 甘いなと言いたげにニヒルな笑みを浮かべる牛男を追い抜き、ポルナレフの元に向かった。 ジョルノ達が行くと、沈んだ空気を垂れ流す亀の中にワインの瓶が次々運び困れていく所だった。 気遣わしげな表情を浮かべながら、亀にワインを入れていくメイドを押しのけ、ジョルノは亀を取り上げて人目につかない場所へと連行した。 「ウォッ、なんだ…!?」 驚きながらマジシャンズレッドが亀から顔を出す。 ジョルノはゴールドエクスペリエンスで、マジシャンズ・レッドを押さえつけて中に入る。 精神的に深手を負ったマジシャンズ・レッドの力は弱く、グングン押し込み、ついには亀の中へと逆戻りさせることにさえあっさり成功する。 拍子抜けしたジョルノはソファに腰掛けてワインを煽っているポルナレフに尋ねた。 「何やってんです?」 「俺は、ダメな大人だ。ルイズを傷つけちまった…」 「そんなにルイズが気に入ってたんですか?」 「いやそういうわけじゃあねぇんだが…」 眉を顰めるジョルノに、ポルナレフのはっきりしない返事が返される。 ゴールド・エクスペリエンスの視界には、項垂れたままワインを煽るポルナレフの姿が見えていた。 部屋も薄暗く、テレビには『ぼのぼの』が仕舞っちゃう叔父さんに仕舞われる映像が流れている。 人気の無いところにたどり着いたジョルノは亀の中に入る。 ゴールド・エクスペリエンスで見た光景より、かなり情けない顔をしたポルナレフがジョルノを見上げていた。 何も言わずにジョルノはその隣に腰掛ける。 人が来ないように、見張りをラルカスに任せたジョルノはポルナレフと今までのことを語り合う。 ポルナレフの、主人になったルイズとの余り良くない状況にジョルノはちょっとだけ同情するような目をした。 今回ばかりはポルナレフに同情の余地がある。同じくテファに召喚されたジョルノからすれば、良くそんな主人で我慢できたなとも思ったが。 そしてジョルノの話に、ポルナレフはジョルノを2,3発殴りたくなったが、グッと我慢して同情するような態度を示した。 美少女侍らせた挙句お前とはもういられないとかお前は俺を敵に回したいのかと、問い詰めたかった…だが大人としてグッと堪えた。 「ルイズですが、もしかしたら彼女は…」 ジョルノはルイズがテファと同じ系統のメイジではないかと疑っていた。 旅の間も少し調べてみたが、使い魔に人間を呼ぶこと自体、前例が見つからないからだが… ポルナレフは聞きたくないと腕を振るって制止する。 「いや…悪いが、これは俺の問題だ。お前には悪いが、待っちゃくれねぇか?」 「…わかりました。もう少しそちらは様子を見ましょう」 ジョルノの返事にポルナレフは笑顔を見せて、(ポルナレフ的には)兄貴分としてまだ高校にも入ってないジョルノが珍しくしてきた相談に乗ってやる事にする。 こっちは当事者ではないのでルイズとのことよりは気楽にワインを楽しみながら答えることが出来る。 考えて三秒、すぐに言い案が浮かんだ。 「そうだッ! さっき言ってた話だが、どうせならはっきり言った方がいいぜ」 気楽に言うポルナレフの態度には真剣に考えているのか疑わしさがあったが、こんな事で冗談を言うような男でも、多分、きっとないのでジョルノはアドバイスを聴いてみることにした。 薄く笑みを浮かべて、ジョルノもポルナレフから少しワインを分けてもらう。 名門貴族も通う学校で出されるワインだけあって、とても良い香りが口の中に広がった。 「…つまり新しい女が出来て誤解されたら嫌だからさっさと荷物を纏めろと言えばいいんですね?」 「いや、ちょ…まてお前、それは幾らなんでも酷いだろ!?」 かなり引き気味なポルナレフにジョルノは不思議そうな顔をした。 「そういうことではないんですか?」 「違うッ! もう少し彼女を傷つけないような方向で上手く言うんだよ!」 「そうですね…善処します」 舞踏会が始まってから言うか始まる前に言うか、その程度の事で大きく変わるとも思えなかったし、ジョルノはテファの元へと向かった。 ポルナレフが頑張れよと背中に声をかけたが、ジョルノは返さずに亀から出る。 人の目はない…ジョルノは学院長室のある塔を見た。 テファは、まだそこにいるはずだった。 何も言わずに歩き出すジョルノの後を、ラルカスが追いかけてくる。 「ラルカス、貴方も舞踏会の準備があるでしょうから自由行動してもらっても構いません」 「お、そうですか? じゃあさっきのミス・ツェルプストーに声をかけてみることにしよう…!」 許しが出た途端180度進む向きを変えるラルカスを笑って、ジョルノは亀を片手にテファの元へ行く。 「ああそうだ。ご主人様、ミス・タバサの件だが、彼女の使い魔にアンタが断った理由を説明しておきました」 「助かります」 シルフィードでは余り期待できそうに無いが、と思いながら礼を言って、今度こそラルカスとジョルノは分かれた。 そして、芝生に座るケティから手紙を受け取って、ジョルノ達が学院長と面会する前に宛がわれた客室に戻る。 テファは、今夜舞踏会があるというのにまだ何の準備もせずベッドに腰掛けてジョルノを待っていた。 ジョルノが入った途端俯いていた顔を上げて、ジョルノを見る目は一歩も引かないとジョルノに彼女の心情を伝えて来る。 一筋縄ではいかないようだとジョルノは感じたが、臆さずテファとの距離を詰めていった。 テファが口を開く…ジョルノはそれに被せるように声を出した。 「テファ、まだ準備をしていなかったんですか? 明日には貴方はゲルマニアに向かうんですから、ラルカス程とは言いませんが今夜は楽しまないと損ですよ」 そう言って用意しておいたドレスなどを荷物から出すジョルノにテファははっきりと言う。 ベッドの上に広げた布地をテファの指が押さえつけた。細い指が握りこまれ、皺を作っていく。 「私はいかないわ。ジョルノとまだ旅をするの」 「ダメです。何度も言わせないでください。僕は「私も何度も言いたくない。どうしたら私を連れていってくれるの?」ありません。そんなことは…」 ジョルノも始めてみせる剣幕で詰め寄ってくるテファにはっきりと告げる。 だが、テファは怯まなかった。 「私が、姉さんを助けるわ」 一瞬、何を言ったのかジョルノは理解するのを拒否した。 だが、テファは大きすぎる胸に手を当て、ジョルノに言う。 「それが成功したら、私を貴方の組織に入団させて欲しいの」 「駄目です。場合によっては警備の人を殺さなければならないんですよ? 貴方にその覚悟があると「きっと、姉さんとゲルマニアに行っても戦争が終った後アルビオンに帰っても、昔みたいにはもう暮らせないわ」 ジョルノがポルナレフと会いに言っている間…いや、オールド・オスマンと会っていた時もテファはずっと考えていた。 旅をして、エルフということがばれてしまうとどれだけ危険か、少しは理解できた。 ここでジョルノに頼んで姉のマチルダを助けてもらい、ジョルノが用意したゲルマニアの屋敷で静かに暮らす。 そんなことでまたジョルノが来る前のように暮らせるのか自問してみた…使い魔は、召喚したメイジにとって必要な者が呼びだされると姉は言っていたが、それは当たっているようだった。 「危険だってことはわかるけど…今の私が安心できるのはジョルノの隣だけだわ。私は、貴方が」 「テファ、それは風邪のようなものです。貴方は冷静じゃあない…」 切なげな目で言うテファに、ジョルノは険しい表情をして切り捨てた。 動揺して、テファの目が見開かれるのを見ながら、辛辣な口調で続ける。 「そんな考えは一晩寝て、少し頭を冷やせば考えなおせますよ」 「おいジョルノテメェ! もう少し言い方があるだろうが!?」 「カメナレフさんは黙っててください」 素っ気無い態度を装い、ジョルノは懐から先程ケティに書かせた手紙を取り出す。 もしかしたら、それの中身は熱烈なラブレターとかになっているのかもしれないが、確認する気はなかった。 「可愛らしい人を見かけたので今夜お誘いするつもりなんです。貴方も馬鹿な事は考えずに今夜の準備をしてください」 「わ、私は別に構わないわ。お母さんだって、お父さんの愛人だったもの…!」 虚勢も含んだ返事に、ジョルノは今度こそ厳しい目を向けて言った。 「…貴方はもう少し自分を大事にするようにそのお母さんに教わらなかったんですか? 僕にこれ以上関わると邪悪なことに関わることになる。これ以上は言わせないでくださいね」 「で、でも…」 テファの返事にジョルノは奥歯をかみ締めて無視した。テファが黙り込んでしまったので、もしかしたらとても怖い顔を見せてしまったのかもしれないと思ったが、気にしなかった。 荷物からプレゼント用のアクセサリも見つけてたので、一方的に話を打ち切り、ジョルノは急いで部屋を出て行く。 残されたテファは、決意を決めた。 ジョルノが置いていった亀に声をかける。 「ポルナレフさん、貴方に協力してもらいたいことがあるの」 「お、俺か?」 「土くれのフーケを、マチルダ姉さんを今夜私が助け出すわ。お願い、手を貸してください」 胸の前で手を組んだポーズでお願いされたポルナレフには、フランス紳士的にも、女性のお願いを断る事は出来なかった。 「ジョルノ…お前が置いていくから悪いんだぜ?」 少しして、ミス・モンモランシの部屋に手紙やらと一緒に大量の花を生み出して贈ってから、ジョルノは慌てて出たせいでポルナレフを置いてきてしまったことを思い出したが… どこかで見た体格と歩き方をする2m以上の大柄のイケメンの青年を見かけてしまい、それどころではなくなってしまった。 「ボン・ジョォルノご主人様。既に…! 二人ほど既に、ダンスの相手を決めたぜ」 「それはよかった。ラルカス、後でテファにもフェイスチェンジをかけてあげてください」 「了解した。だがもう少し待ってくれ。向こうに美女が見える」 以前教えたイタリア語で適当に挨拶を返す牛男に軽く怒りが沸いたが、『フリッグの舞踏会』というのは何か特別な舞踏会なのかもしれない。 そう思うことにしてジョルノは他の場所へと足を向けた。 自分の事ばかりではなく、一応他にも会うべき貴族の子息達がいる。 舞踏会に向けてジョルノ自身の用意もある。 そうした些事に時間を取られ、ポルナレフやテファがどうしているか把握できない間に、少しずつ日は傾いていった。 『フリッグの舞踏会』が始まる時刻へと、時間は流れていく。 ポルナレフと喧嘩中のルイズも、部屋で泣くのを止めてドレスを身に纏い、髪型をセットし、軽く化粧をしていた。 あんな使い魔のことで『フリッグの舞踏会』にでないなんて貴族にあるまじき行為だと、ルイズの反発する心は感じたからだった。 化粧を終え、泣いた後が見つからない事を鏡で確認するルイズは、不意に一つのことに気付いた。 「そうだわ…ッ! 逆に考えるのよ。あんな奴、使い魔じゃないって言うんなら…」 ルイズは杖を持ち、鏡に向けて軽く振るった。 「私はもう一度使い魔を召喚できるって考えるのよ」 責められた時のポルナレフの顔が脳裏に浮かび、罪悪感を感じたが…ルイズは無理やり笑い、会場に向かう為部屋を出ていった。